令和3年度予算

　現在、本町の財政状況は、財政の健全化を示す「実質公債費比率（令和元年度～7.4%）」や「将来負担比率（令和元年度～なし）」から判断すると、健全性が維持されていると言えます。
　国における令和3年度の地方財政対策では、地方交付税等の一般財源総額が令和2年度を上回る額で確保されたことから、本町に対する地方交付税も維持が見込まれると判断されるところです。
　近年は、農業所得の伸びが見られるものの、今後一層進むことが予想される人口減少や地方における景気回復の遅れに加え、世界規模で猛威をふるっている新型コロナウイルス感染症による経済への影響が見通せない状況からも町税が大幅に増加するとは考えにくく、自主財源の乏しい本町にとっては、財源確保は厳しい状況にあります。
　令和3年度からは、「ふるさと納税」に新たに返礼品を導入することとしました。町内・町外から置戸町をご支援いただきます方に対する返礼品と、ふるさと納税を通じた町のPR費用も含めた予算を計上し、自主財源の確保に努めてまいります。
　令和2年度から「第6次置戸町総合計画」「まち・ひと・しごと創生総合戦略第2期」がスタートしましたが、総合計画の将来像であります「笑顔と夢を未来につなぐまち」の実現のため、町民の誰もがわが町に愛着や誇りを持ち、生涯健康で　活躍でき、安心・安全に暮らせるまちづくりに努めていきます。