平成30年度木に親しむ日

　7月から始まった木に親しむ日の木工教室。参加者の皆さんの力作が完成しました！今回の木に親しむ日はこれまでの内容に比べて、皆さんに考えながら作ってもらう部分が多く、いつもよりも少し大変でしたが、その分出来上がった時の充実感はいつも以上だったのではないでしょうか。
　作業の過程では、みなさん出来上がるか不安な表情でしたが、完成を迎えたこの日は、晴れやかな表情で会話を楽しみながら仕上げをされていました。
　次回の木に親しむ日も、みなさんが楽しみながら木と触れ合える時間を作っていきたいと考えています。みなさんからの「◯◯が作りたい！」といった意見もお待ちしています。

　今回の「木に親しむ日」は、彫刻刀やノミ、糸のこなどの道具を使って昔ながらの生活の知恵「欄間(らんま)」を、現代風にアレンジしたミニ欄間(レリーフ)を作りました。
　実際の欄間にも使用されるカツラを材料に、思いおもいの自由な図柄を彫り進めていきましょう。絵を描くのが得意な方は自由なデザインで。好きな絵がある方はその絵を題材に。様々な模様を組み合わせて図柄にしても構いません。講師と相談しながら初心者の方でも楽しんで作れるように進めて行きます。

　欄間って？
 欄間とは続き部屋の間などにある、鴨居の上の開口のことを言います。格子や透かし彫りといった飾り板をはめ込むことが多いものです。和室の少なくなった現代では、目にする機会は少なくなりましたが、インテリアとして壁掛けなどに再利用される例も見られます。

内　容　ミニ欄間(レリーフ)の製作
時　間　19:00〜21:00
場　所　森林工芸館 (旧開発センター)木工室
対　象　18歳以上の置戸町民
定　員　8名
参加費　4,000円
(材料寸法  297×420mm A3サイズ)
講　師　青島 弘明(木工房 弘)、那珂 琴絵(どま工房研究員)
今年のスケジュールは下記のとおりです。
日　程　7月12日(木)、7月20日(金)
     　　    8月6日(月)、8月20日(月)
　　　    9月6日(木)、9月20日(木)
毎回19:00〜21:00までの2時間でモノづくりを行います。
全6回のうち、参加できない日程も考慮してモノづくりを進めていきます。