身体障がい者手帳について

 身体障害者手帳は、身体障害者福祉法に定める程度の障がいがある方に対して交付されるものです。
この手帳の対象となるのは、目(視覚障がい)、耳(聴覚・平衡機能障がい)、口(音声・言語・そしゃく機能障がい)、手・足(肢体不自由)、心臓、腎臓、呼吸器などの障がいで、その程度により1級から6級に区分されています。
手帳の交付を受けた方は、身体の障がいによって生じるハンディキャップを軽減するための様々なサービスや援助を受けることができます。
  • 身体障害者手帳は、発症後すぐに申請できません。
  • 等級は障がいの程度で決められますので、障がいが固定したと医師が判断してから申請することになります。
  • 申請する場合には、かかりつけの医療機関にお尋ね下さい。

主なサービス及び援助

重度心身障がい者医療費助成事業

 身体障害者手帳の1・2級及び3級(内部障害)の交付を受けた方、重度の知的障がい者と判定・診断された方(A判定の方)又は精神障害者保健福祉手帳1級の交付を受けた方は、医療費の一部が助成されます。
  • 世帯の課税状況に合わせて、自己負担額が変わります。

補装具の交付・修理

 失われた部位や障がいのある部分を補って、日常生活や職業活動を容易にするために、義肢や車イスなどの必要な用具(補装具)の交付・修理を受けることができます。
  • 世帯の課税状況にあわせて自己負担が変わります。

更生医療

 障がいを軽減または改善する特定の医療について、医療保険の本人負担分に対して給付されます。
  • 世帯の課税状況にあわせて自己負担が変わります。

日常生活用具・自助具の給付

 在宅の重度の障がい者が家庭生活を営む上での不便を解消し、自立した生活を営むことを容易にするため、浴槽、湯沸器、特殊寝台等の日常生活用具の給付を受けることができます。
  • 世帯の課税状況にあわせて自己負担が変わります。

障がい者住宅整備資金の貸付・助成

 障がい者や同居する家族の方が住宅を増改築する際、自力で整備を行うことが困難な場合に資金の貸付及び助成する制度です。

JR運賃、バス運賃、航空運賃等の割引

 身体障害者手帳又は療育手帳の交付を受けている障がい者とその介護者が、JR等を利用する場合に運賃が割引されます。
  • 切符・航空券の購入時及び運賃支払い時に手帳を提示してください。

NHK放送受信料の減免

 日本放送協会で定める日本放送協会受信料減免基準により、障がい者に対して全額及び半額を減免する扱いが行われます。

居宅介護(ホームヘルプサービス)

 在宅で生活している障がい者で、ホームヘルプサービスが必要な方。身体介護・家事援助・移動介護・日常生活支援のサービスがあり、指定事業所に依頼することができます。(町に申請して介護給付費の支給決定、受給者証の交付が必要です)
  • 現在、置戸町には実施事業所・指定事業所はありません。

生活介護(デイサービス)

 在宅で生活をしている18歳以上の障がい者の方が対象です。機能訓練・社会適応訓練・創作事業・送迎サービスなどが受けられます。(町に申請して介護給付費の支給決定、受給者証の交付が必要です)
  • 現在、置戸町には実施事業所・指定事業所はありません。

短期入所(ショートステイ)

 在宅で生活をしている障がい者の方が対象です。保護者等の病気その他の理由により一時的に指定短期入所施設に入所して介護を受けることができます。(町に申請して介護給付費の支給決定、受給者証の交付が必要です)
  • 現在、置戸町には実施事業所・指定事業所はありません。

 この他に町民税、道民税、所得税等の障がい者控除や軽自動車・自動車税、自動車取得税の減免措置があります。
上記の他にも、様々なサービスがありますのでお問い合わせ下さい。
このページの情報に関するお問い合わせ先
置戸町地域福祉センターTEL:0157-52-3333FAX:0157-52-3348