出張授業(ふるさと教育)

郷土の貴重な資料やその歴史を知ることで、自身が生活する置戸町がどのような町なのか知り、愛着を持つことで、興味関心を深めて欲しいとの思いから、ふるさと教育の一環として、どま工房で保管されている「日本の手仕事道具−秋岡コレクション−」を用いた授業を行なっています。

★「気づき」をテーマに秋岡資料を学ぶ(小学4年生〜6年生向け)
「日本の手仕事道具−秋岡コレクション−」は、日々の生活をよりよくするためのデザインや道具の背景にある手仕事の重要性を教えてくれる資料です。何気なく使用している道具が、使いやすい理由は必ずあります。その「なぜ?」を考え、理解し、自分の意見として発表できることを目標としています。
 
☆小学4年生「オケクラフトってなんだろう?〜工業デザイナー秋岡芳夫さんとのつながり〜」(2019.12.5)
内容:オケクラフトについて、秋岡さんとの関係性について、秋岡コレクションの説明、現代と昔の道具の違い、
   伝統的な技術を生かした地場産業の資料〜漆塗りの弁当箱や藁民具など

☆小学5年生「様々な職人の道具を知ろう!」(2019.7.10実施)
内容:秋岡さんや工芸館との繋がり、どま工房の役割、秋岡コレクションの説明、
   資料に触れる、資料の保管と活用
★小学時の学びを通じて、さらに理解を深める(中学1年生〜3年生向け)
美術の学習指導要領の中にも挙げられる「わかりやすさ、美しさなどの調和を考え表現の構造を練る」ことを考え、日本人にとって使い道の良さはどこにあったのか、心地よいサイズはどういったものなのかを考えてもらうことを目標としています。

☆中学1年生(2019.9.18実施)
内容:オケクラフトと秋岡さんの関係、どま工房や秋岡コレクション、
   日本の道具箱に見られる機能美外国の道具、「身度尺」「属人器」と日本の文化

☆中学2〜3年生(2019.9.18実施)
内容:オケクラフトと秋岡さんの関係、どま工房や秋岡コレクション、
   「郷土玩具」「民芸品」など地域に根ざした文化と意匠としての美しさ、様々なデザインの変革
※開催後、随時更新していきます。
このページの情報に関するお問い合わせ先
オケクラフトセンター森林工芸館TEL:0157-52-3170FAX:0157-52-3388