アートなおけと、野外彫刻を楽しむ

おけとの森に住む野鳥たち。
そんな野鳥たちをテーマにした彫刻が、置戸町にあります。
休日、アートな野鳥たちを探してみませんか?(所要時間:2時間、自家用車必要)
そんな野鳥たちをテーマにした彫刻が、置戸町にあります。
休日、アートな野鳥たちを探してみませんか?(所要時間:2時間、自家用車必要)
ロベルト・フリオ・ベッシンさんについて
Robert Julio Bessin (ロベルト・フリオ・ベッシン)
1956年ベネズエラ生まれ、カルフォルニア大学バークレー校で動物学の学士号を取得後、デビット・シンプソン氏の下で絵画法を学び、上位優秀者として卒業した後、カルフォルニア州マーリンズ大学で彫刻技術、青銅鋳造技術、金属組立技術等を学ぶ。
主な作品
1956年ベネズエラ生まれ、カルフォルニア大学バークレー校で動物学の学士号を取得後、デビット・シンプソン氏の下で絵画法を学び、上位優秀者として卒業した後、カルフォルニア州マーリンズ大学で彫刻技術、青銅鋳造技術、金属組立技術等を学ぶ。
主な作品
- サギ(1997年ニューヨーク州)
- ブラウンペリカン(1983年カルフォルニア州サウサリト市)
- 注文彫刻(カルフォルニア州サンフランシスコ市IBM社)
- オオジロワシ(1996年 斜里町)
ロベルト・ベッシンは、置戸町森林工芸館のクラフトデザインアドバイザーとして町に招かれ、1992年10月から1995年4月まで町内の勝山地区で家族4人で生活しました。ロベルトは置戸町初のAETであったカレン・ベッシンの親族の勧めもあり、置戸町へ来ることを承諾したそうです。
来日した当時、妻は置戸高校の英語語学助手として働き、二人の子どもたちは山村留学として勝山小学校へ入学しました。
置戸町で生活しながら、ロベルトは多くの作品を残してくれました。
これらの作品は、青銅などの金属棒を溶接し、野鳥の繊細な羽を表現しています。
リアリティのある雄大でたくましい野鳥の表現もさることながら、
作品の透かした先に見える自然の風景や地面に伸びる影が、繊細で美しい印象を与えます。
おけとの自然とともにあるその姿をご紹介します。
来日した当時、妻は置戸高校の英語語学助手として働き、二人の子どもたちは山村留学として勝山小学校へ入学しました。
置戸町で生活しながら、ロベルトは多くの作品を残してくれました。
これらの作品は、青銅などの金属棒を溶接し、野鳥の繊細な羽を表現しています。
リアリティのある雄大でたくましい野鳥の表現もさることながら、
作品の透かした先に見える自然の風景や地面に伸びる影が、繊細で美しい印象を与えます。
おけとの自然とともにあるその姿をご紹介します。
シマフクロウ
オケクラフトセンター森林工芸館前に設置された、町内の大型野外彫刻第一号です。
アイヌの人々がコタンコロカムイ(村を守護する神)として崇めたシマフクロウ。
ロベルトは、シマフクロウが、いつまでも北海道の森林と豊かな自然の守り神であることを祈って制作に取り組みました。
アイヌの人々がコタンコロカムイ(村を守護する神)として崇めたシマフクロウ。
ロベルトは、シマフクロウが、いつまでも北海道の森林と豊かな自然の守り神であることを祈って制作に取り組みました。
- 素材 青銅
- 重さ 120キログラム
- 大きさ 高さ2.8メートル
- 制作 1993年
アオサギ
優美で躍動感に溢れるアオサギ。
勝山農村公園入口に設置しています。
自然環境と調和して暮らす置戸町の象徴として、制作期間は6カ月を費やした大作となりました。
とても大きい作品だったため、胴体と両翼などのパーツごとに分けられ運搬し、この場所で組み立てられました。
勝山農村公園入口に設置しています。
自然環境と調和して暮らす置戸町の象徴として、制作期間は6カ月を費やした大作となりました。
とても大きい作品だったため、胴体と両翼などのパーツごとに分けられ運搬し、この場所で組み立てられました。
- 素材 直径6、8、9、13ミリの鉄棒と9と13ミリの鉄板
- 重さ 1,425キログラム
- 大きさ 高さ7.8メートル 幅7メートル
- 制作 1993年〜1994年
クマゲラ親子
おけとパークゴルフ場に設置されています。巣の中にいる幼鳥に母鳥がエサを与えている姿を制作しました。
制作した当時は、「がっぽ」と呼ばれる空洞の丸太(樹種はシナ)を使用し、巣の中に2羽の幼鳥が顔をのぞかせていました。
クマゲラは置戸町の町鳥です。
制作した当時は、「がっぽ」と呼ばれる空洞の丸太(樹種はシナ)を使用し、巣の中に2羽の幼鳥が顔をのぞかせていました。
クマゲラは置戸町の町鳥です。
- 材質 青銅
- 重さ 40キログラム
- 大きさ 母鳥:1.5メートル ヒナ:25センチメートル
- 制作 1994年
シロハヤブサ
シロハヤブサは、おけと勝山温泉ゆぅゆ前に設置され、ゆぅゆのランドマークとして親しまれています。
露天風呂に浸かりながら見たシロハヤブサの精悍な姿に心打たれ、ロベルトが制作を提案したという話が残っています。
誇り高いシロハヤブサの姿が豊かな自然の番人であると同時に、人々を自然へといざなうガイドとしての意味が込められています。
露天風呂に浸かりながら見たシロハヤブサの精悍な姿に心打たれ、ロベルトが制作を提案したという話が残っています。
誇り高いシロハヤブサの姿が豊かな自然の番人であると同時に、人々を自然へといざなうガイドとしての意味が込められています。
- 素材 青銅
- 大きさ 高さ8メートル 幅5.5メートル
- 重さ 230キログラム
- 制作 1994年
フクロウ親子
大通り商店街ポケットパークに設置したフクロウの親子。
フクロウは、豊かな森と清流のある場所に生息し、森の守り神といわれています。
「モニュメントの親は子ども2羽の親ということではなく、森にいる動物たちや人間の子どもたちを守る森の妖精」とのロベルトの思いが込められています。
電話ボックス型モニュメントでしたが、現在、公衆電話は撤去されています。去にテレビ番組で紹介されたことも。
夜はライトアップされています。
フクロウは、豊かな森と清流のある場所に生息し、森の守り神といわれています。
「モニュメントの親は子ども2羽の親ということではなく、森にいる動物たちや人間の子どもたちを守る森の妖精」とのロベルトの思いが込められています。
電話ボックス型モニュメントでしたが、現在、公衆電話は撤去されています。去にテレビ番組で紹介されたことも。
夜はライトアップされています。
- 素材 青銅
- 大きさ 高さ3.3メートル 幅2.8メートル
- 制作 1998年
オオワシ(室内展示)
置戸高校の校舎内、玄関ホールの壁面に設置されています。
この凛々しく力強い姿のオオワシは、1995年3月23日にロベルトから同校へ寄贈されました。
「オオワシのように心羽ばたかせて夢を実現させてください」との思いが込められています。
注意:観覧希望の方は、事前に同校へお問い合せください。
この凛々しく力強い姿のオオワシは、1995年3月23日にロベルトから同校へ寄贈されました。
「オオワシのように心羽ばたかせて夢を実現させてください」との思いが込められています。
注意:観覧希望の方は、事前に同校へお問い合せください。
- 素材 青銅、とまり木の部分はコクワとミズナラ 目の部分はアワビの貝殻
- 重さ 40キログラム
- 大きさ 高さ 2.15メートル
- 制作 1995年
このページの情報に関するお問い合わせ先
置戸町役場 企画財政課TEL:0157-52-3312FAX:0157-52-3353
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