農業コーナー

 野付牛(現北見市)屯田の分家、あるいは秋田、青森、広島等からの団体移民によって置戸の開墾が始まりました。
 凄絶な重労働に耐え、闘った人々の開拓関係資料の中には本州から持参したものもあり、また創意工夫して立派にその役目を果たした道具もあります。
 1970年、郷土史研究会が発足し、新設となった図書館の2階に郷土資料室が設けられ、不要となった農機具等の収集が行われ始めました。鍬、押切脱穀機、縄編機、カラ竿、とおし等、大きなものは展示できないので館外に置かれていましたが、屈折を経て1988年、現在の郷土資料館がオープンし、農業コーナーを設けて農具の数々を展示するとともに、一部は収蔵庫で出番を待っています。
 1963年(昭和38年)、置戸が農業構造改善事業の指定を受けたあたりから、町は大きく変わりました。機械化の波は林業にも農業にも怒涛のごとく押し寄せ、農業収入より、冬働いて得る山稼ぎ収入に頼っていた、いわゆる半農半林の小規模農家の多くは、農業を捨て、都市へ職を求めて去りました。
 また、農家の第一の戦力だった馬は徐々にトラクターへと変わり、必然的に農機具も一変し、古いこれらの道具は、捨てるか、倉庫の片隅に眠っていました。
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