塾生インタビュー


 オケクラフトの生産を生業とする作り手を養成する制度「オケクラフト作り手養成塾」。
在塾生や卒塾生に、実際に研修を受けて思ったこと感じたことをインタビューしてみました。

平成29年度卒塾生 畠 法子さん

23年間教諭として勤務
知人からの紹介をきっかけに養成塾に入塾
卒塾後、町内に「木工房まんま」を開設
Qなんで養成塾に入ろうと思ったんですか?
自分でモノをつくる仕事がしたかったんです。教諭を23年間務めていたんですが、たまたま同僚に、この制度を教えてもらったことが応募のきっかけでした。入塾後、実際に器などの製品を作るまでの前段作業がたくさんあり、自分で1から道具を作って準備することに驚きました。
 
Q女性や経験のない人でもできる仕事ですか?
できますよ。糸鋸など、ちょっとした機械を使ったことはありましたが、木工ろくろは触れたことがなかったですし。重い木や大きい機械等も作業に使いますが、体力的に難しいこともあるんですよね。でも、だったらどうすればいいのかっていうのを工夫次第で解決していくことができますよ。
 
Q置戸の暮らしを振り返ってみてどうですか?

ここに来てから町内会とか、町のいろんな行事に参加させてもらって。どうしたいか、いろんな人と話していたら、こんなのあるよとか、話をいっぱいしてくれて。みんないい人たちですよね、地域のつながりに助けられてます。
 
Q研修で「やってみたいな」って思ったことはやれましたか?
いろんなことをやらせてもらって楽しかったです。概念を持たないでやる楽しさを教えてもらいました。物の作り方は教えてもらったんですけど、そこから発展できるようなこともたくさん教えてもらったので。2年生の道外研修で小田原に行った時も、興味があった寄木を学べて楽しかったです。違った技術や工夫とか、取り入れられるところは取り入れていきたいです。
 
Q畠さんにとって塾の魅力は何ですか?   
いちから教えてもらえることですね。全く知識がなくても、大丈夫。また、先生が現役でベテランの作り手さんなので、現場の知識を教えてもらえます。あとは、先に同じ道を歩いて行った先輩の作り手さんたちがいることですね。
 
Q卒塾を迎えますが、今のお気持ちはどうでしょうか?
不安でしょうがないですけど…2年間楽しかったです、とっても。プレッシャーもありますが、お客さんが満足に使ってもらえるようにモノを作っていきたいと思います。

平成28年度卒塾生 松本 佳悟さん

以前、旭川の家具屋で勤務
木工ロクロに興味を持ち養成塾に入塾
卒塾後、共同工房に「木工房ICHIGO」を開設
Qなんで養成塾に入ろうと思ったんですか?
モノづくりが好きで、ここに来る前は旭川で家具屋に勤めていたんですが、取引先の工房を見せてもらったときにロクロがあって。もっと手を使う仕事がしたい、ロクロをやりたいと思っていたところ、ホームページでたまたま募集を見て応募しました。置戸の話を聞いたり見たこともあったし、前から知っていたんです。

Q置戸町に家族で住み、子育てしてみてどうですか?
田舎に来たいというのもあったし、子供も小さいのでもう少し自然の近いところで育てたいという思いもありました。ちょっとしたものは近くのスーパーでも買えますが、お店がちょっと少ないので、休日は車で買い物に行ったりします。休日は地域の行事に家族で参加したりしています。そして、ここら辺は車通りも少ないので、子供たちを外で自由に遊ばせられる。そうすると、地域の人に声をかけてもらったり、貰い物をしたり。地域の結びつきが強いですね。

Q松本さんにとって塾の魅力はなんですか?
現役の作り手さんに、精度の高い技術を教えてもらえることですね。講師がそばで作業しているので、困ったことがあってもすぐ聞くことができます。自分なりに研修に取り組むことができて、やりたいと思っていたロクロを思う存分学べましたよ。

Q今やりたいことや、目標があれば教えてください。
独立して一年経ちますが、自分の商品がどうお客さんに映るのか、売り場に立って反応を見るために、ある展示会に参加する予定です。また、生産の土台が安定してきたら、新しいデザインのモノづくりにも挑戦していきたいと思っています。
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